第3章 WM




 ここはサルバの街。しみったれた町だ。
まあ、アーリア村よかマシだけど。、
 とりあえず僕はアレン・タックス家の前まで着いた。

「ここがアレンの家か・・・。僕の家と比べればたぬきだな。」

 僕はドアをハンマーで叩き壊し、家の中にお邪魔した。
家の中はレナん家とは比べ物にならないほど豪勢でいい匂いがした。
 家の中を物色・・・じゃなく探索してると「隠し通路」と書いてあるドアを発見しドアを開けた。
そこには炭鉱の通路だと思われる道が続いてる。この先にアレンとレナがいるに違いない。
そして僕はチンケシーフによる集団リンチにあいながらアレンとレナの居場所を探した。

「ちょっとアレンなにするの!」

レナの声が聞こえる!どうやらこの部屋にいるようだ!おのれアレン!レナに手出しやがって
どんな目にあっても知らないぞ!(いろんな意味で)僕はドアを開ける。

「おじゃましま〜す」

目の前にはアレンとレナがストツーをやっている。

「アレン!ハメ技は無しって言ったじゃない!」

「めんごめんご。でもレナが先にやりだしたんじゃないか。」

僕はアレンとレナの下手さかげんにムズムズしたが、そんなことよりレナを家に連れてかえら
ないけないんだよな。
手のかかる女だ。

「レナー。かえるよ〜。」

アレンとレナが振り向く。

「誰だいレナ?あのヘンテコなバンダナは?」

「知らないわ。あんなバンダナ。ねえ、次はマリオカートやりましょ。」

「僕はクロードだ!さっき村を案内してもらっただろ!」

「あ、ああ。クロードさんね。」

「そ、そうか。クロードくんか。」

アレンとレナは僕をすんごく嫌そうな目で見る。
僕が何かしたかい?

「さあ、レナ。お母さんが待ってるから迎えにきたよ。」

「あら、もうそんな時間なの?それじゃあまたねアレン。」

「フフフ、レナ。今日は帰さないよ。今晩ここで僕らの結婚式を挙げるんだ。」

アレンが立ち上がりそう言う。今晩だなんて気の早い奴だな。それにしてもここで結婚式を挙げ
るのかよ。ここは炭鉱なんだぞ。せめてアーリア村のボロ教会ででも挙げたらどーよ。

「さあ、僕の胸に飛び込んでおいで。」

「何考えてるの!この変質者がー!」

ドカッ!バキ!

アレンはレナに6発程蹴りを食らわせられる。お〜痛そ。

「ククク。そんな暴力的なレナもステキだよ。やはり君こそ僕の嫁にふさわしい。」

そうだろうな。僕はそんな嫁いらない。

「クロードさん。あなたも何か言ってください。」

「え、あー。レナは僕の嫁だぞ!!」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

アレンとレナは僕の方を見ている。アレンは目が点になっている。レナは顔が真っ青になり
嘔吐している。
僕がそんなにイヤかい・・・

「なにホザいてんのよクソバンダナが〜!さっき食べた一平ちゃん吐いたじゃない!!!
だいたいあんたの嫁になるくらいなら死んだほうがましよ!!!」

なら死ね。

「そうだよクロード君。レナの言うとおりだよ。まったく最近のバンダナは。」

「まったくじゃねーよ!ボンボンが!!だいたいあんたがレナを拉致するから僕がこんな目に
合うんだよ!とりあえずレナは僕がモノにする!!」

ナニ言ってんだ僕は・・・自分で言ってて気分が悪くなった。

「気にしないでねアレン。この人は精神障害者だから。」

「フフフ!そうか、そうなのか仕方ないな。だったらレナは力ずくでも僕が嫁にする。」

アレンはレナの話を聞いてないようだ。で、アレンはポケットから非常に怪げな石を取り出し、
それをかざした。

「さあ、みんな!オラに元気を分けてくれ!」

アレンはそう言うとかざしていた石が光りだした。
おいおい誰だよこんなアホに元気を分けた奴は!

「さあいくぞ!!変・身!!!」

いきなりアレンはそう叫ぶと、変なポーズをとりだしアレンの体は光に包まれ30秒弱の変身シ
ーンが始まる。その間に殺っちまいたいけど殺ってはいけないのが暗黙のルールなんだ。
そしてアレンは美形青年からうって変わり、獣人みたいなのに変身した。
あ〜あもったいない。

「がおー」

「キャー!アレンがもともとおかしかったのにさらにおかしくなったわ!!」

一応レナもアレンがもともとおかしいとは思ってたようだ。
それにしてもどうしよう。いままでの同級生達のように金をちらつかせるのは効きそうにない
な。(今持ってないし)・・・ああ、どうしよう・・・土下座で許してもらえるかな・・・

「勇者様!光の剣で殺っておしまい!」

 光の剣?・・・ああ、フェイズガンのことかな。とりあえず僕はレナの貧相なくせに女王様言葉
にドキドキ・・・じゃなくてムカついたが、抑えてフェイズガンでアレンをとっちめることにした。

「わかったよレナ!さあアレン!おまえには黙秘権がある!法廷で会おう!」

僕はフェイズガンを取り出・・・・あれ?・・・無い・・・











そのころアーリア村





ウェスタ「あら?何これ?クロウドさんの忘れ物かしら・・・どれどれ・・・」

チュドーーン

村人「キャー!ルシオちゃんが死んだわー!」

ウェスタ「・・・・・・・おもしろい(ハート)」












「どうしたの勇者様?早くしてよ。ウスノロね。」

「いや、その忘れてきたみたいなんだ・・・」

「なにを?」

「君がいう光の剣」

「・・・・・」

「・・・・・・」



「このバカチンが〜!!!」

ブシッ!

「グハッ!」

「がお〜」

「うるさいわね!アレンのくせに!」

ズベシッ!!!

「グオアアアア!!!I’LL BE BACK〜」

「さあクロードさん。帰りましょうか。」

「・・・・・・・はい」



僕はレナが怖くなりました。
そして、アーリア村まで約15キロ、僕はレナに馬乗りされたまま帰りました。
その途中何故か僕の心は熱かった。
・・・優しく・・・



















つづくのら

 

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